「月曜シェフ塾」肉料理編 Part1
(フォンとジュの魅力)
平成29年8月28日 月曜日
講師:Restaurant Ryuzu
オーナーシェフ 飯塚 隆太 氏
主催:月曜シェフ塾 ソトワールプロモーション
協力:東京ガス業務用ショールーム「厨BO! SHIODOME」
仔羊のジュ Jus d’agneau
(材料)
仔羊骨 スジ ・・・・・・・・・・・・・・・4kg
サラダ油・・・・・・・・・・・・・・・・・・200ml
玉葱 1cm厚スライス・・・・・・・・・・・・・2枚
人参 1cm厚スライス ・・・・・・・・・3~4枚
ニンニク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2株
タイム
粒胡椒
■PREPARATION (作り方)
①ソトワールを熱し、サラダオイルを入れ鍋肌をならす。
脂と筋 骨をそれぞれ別のソトワールで炒める。
②途中で半割りにしたにんにくを入れ、焦がさない様に焼き色を付ける。
ザルにあけ脂を切っておく。 ジュの仕上げに使う為、脂と筋を焼いた時に出た脂は取っておく。
③玉葱、人参は1cm厚に切り、軽く焼き色が付く様ゆっくり焼く。
④焼いた骨 筋 脂をバランスよく分けてソトワールに戻し、
前回のジュの2番・水を注ぎ、タイム 白粒胡椒を入れ、1時間~1.5時間ほどたく。
⑤漉して、強火で短時間で煮詰め、火からはずしジュと脂を分離させる。
脂 アク等をきれいにすくい取り、状態を見ながら煮詰めていく。
味を確かめ、澄んでいる状態になったら、ペーパータオルで漉す。
300gくらいの仕上がりになる。
仔羊鞍下肉を塩包み焼きに レモンのアクセントで
Selle d’agneau cuit dans une croûte de sel relvée au citron
(材料)
仔羊鞍下肉
塩漬けレモンのゼスト
ニンニク
塩
胡椒
タイム
★croûte de sel au romarin
ドリュール
クールジェット
トマトコンフィ
ジュ ダニョー
★croûte de sel au romarin
薄力粉+強力粉 ・・・・・・・・・・・・・・600g
全卵 2個・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
卵白 3個分・・・・・・・・・・・・・・・100g~120g
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60g
岩塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g
ローズマリー
■PREPARATION (作り方)
①鞍下肉はスジを取り除き、脂は叩き伸ばす。
②①のフィレに塩 胡椒をし、刻んだレモンのゼストを乗せ脂で巻く。
タコ糸で縛り周りをセジールする。
③②をタイムと共に生地で包み、ドリュールを塗る。
④220℃のコンベクションに7分入れ10分ほど休ませる。
内心温度が56℃になったら取り出し、切り分ける。 皿に盛り付け、ジュをかける。
仔牛フィレ肉のポワレ マデラソース
Filet de veau poêlé sauce Madère
(材料)
仔牛フィレ
サラダ油
バター
★ソースマデラ (4人前)
シェリーヴィネガー ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40g
マデラ酒 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120g
フォンドヴォー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150g
バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20~30g
塩
胡椒
■PREPARATION (作り方)
①仔牛フィレ肉はポーションに切り分け、塩をする。
②鍋を熱し、サラダ油を注ぎ①の仔牛を入れ焼く。
③仔牛を保温しておく。
④鍋の油を捨て、シェリーヴィネガー マデラ酒を注ぎ煮詰め
フォンドヴォーを加える。さらに煮詰める。バターをモンテする。
⑤もう一度バターで仔牛を焼き、胡椒をしてソースと共に皿に盛る。